株式会社げんきの会社情報、口コミ、評判

この工事はお客様の住居建替のために実施したもので、敷地の２方向が水路に近接し、更に撤去するフェンス塀と確定境界杭が数か所で微妙に交差しているなど外構の撤去は特に気を使いました。
また、基礎を撤去した際に当初の打合せには無かった24本の地中杭が判明し位置の確定と撤去にも腐心しました。

国が管轄する河川道路拡幅のための立ち退き解体工事で、建物基礎と前面擁壁を残さなければならず、また前面道路が狭いため土手の斜面から工事を実施せざるを得ませんでした。
建物基礎は斜面に沿って階段状になっており、一部は手解体により工事を進めました。
また、お施主様に代わり当局との細かい打ち合わせや事前事後の申請、完了検査への立ち合い(お施主様に同行)も併せて担当しました。

この建物は軽量鉄骨造二階建てで建物基礎が高く重機作業が通常の建物の３階建てに相当する高さになる上、両側には隣家が近接しており、外壁撤去には一部手解体で対応するなど細心の注意を払いました。
また、小学校から近く通学路にもなっているため、事前に小学校を訪問し工事計画や登下校時間などを打合せした上で作業時間や搬出スケジュールを配慮工夫して実施しました。

この建物は築100年の木造茅葺き平家(屋根は薄板板金によるカバー工法実施済み)で、茅葺の厚さは50cm以上あり、内壁は全て土壁、梁も立派な建物でした。
しかしながら、山中で進入路が狭かったため適正な重機、車両が使えず、工期もかかり、壁土や茅の処分費もかさむため、延床面積に比して割高な工事になりました。

このＲＣ４階建て建物は斜面に建てられており、写真奥のＬ字に折れた箇所は反対側から見ると３階建てに見える構造になっておりました。
そのため奥の１階部分は地中になり、解体に当たっては土留めとして外壁をＬ字に残さなければならず、慎重に工事を進めました。
また、近隣は閑静な住宅街であったため重機の使用時間や運搬車両の搬出入時間も限定し、極力、近隣の方の生活環境にご迷惑が掛からないように配慮しました。

この建物は旧東海道沿いにあるＲＣ造陸屋根４階建ビルで、前面の歩道は歩行者や自転車の通行が一日中絶えず、安全鋼板の設置、工事車両の出入口及び歩行者等の専用通路確保、ガードマンの配置、夜間のチューブライト設置など、安全対策を徹底しました。
また、事前の石綿検体検査により外壁吹付材の下地調整塗材からアスベスト(クリソタイル)が検出されたため、その除去工事を解体工事とは別に実施(約500万円)しております。

この蔵は明治時代に建てられた大型の酒蔵で、平成に入ってからパーティ会場・レストランなどの商業蔵として大改修されていたものです。
蔵としての機能(耐火性、通気性、保存性等)もある程度残した建物でしたが、大改修時に往時の土壁が撤去されていたため、埃の飛散が少なくて済み、費用も蔵としては低く抑えることができました。
また、直径70cmもあろうかという立派な梁が走っていたため、解体時には外壁が外側に開いて倒れないように細心の注意を払って施工しました。